● 横浜ビジネス地区の11月時点の平均空室率は前月と変わらず5.78％となりました。11月は館内増床などの成約が見られたことや募集中止による空室の減少もありましたが、新築ビルへの移転に伴う解約の影響が大きかったため、横浜ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で大きな増減が見られず、平均空室率は前月比横ばいで推移しました。11月時点の平均賃料は13,181円、前月比0.42％（55円）上昇しました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。関内地区は3.55％、前月比0.19ポイント下げました。募集中止の動きや館内増床などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。横浜駅地区は3.10％、前月比0.32ポイント下げました。館内増床や分室開設など中小規模の成約が見られたことや、募集中止の動きもあったため、同空室率が低下しました。新横浜地区は6.86％、前月比0.59ポイント上げました。新築ビルへの移転に伴う大型解約の影響が見られ、同空室率が上昇しました。みなとみらい21地区は8.49％、前月比0.04ポイント上げました。館内縮小などによる解約の動きがあり、同空室率が小幅に上昇しました。