● 名古屋ビジネス地区の8月時点の平均空室率は3.93％、前月比0.14ポイント下げました。8月は拡張移転や館内増床のほか、郊外からの移転などの成約が見られたことや、解約が小規模な動きに止まったため、名古屋ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約1千4百坪減少しました。8月時点の平均賃料は12,726円、前月比0.29％（37円）上昇しました。● 8月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は3.28％、前月比0.15ポイント下げました。拡張移転や館内増床などに伴う成約が見られ、同空室率が低下しました。伏見地区は5.08％、前月比0.02ポイント上げました。中小規模の成約の動きがあったものの、館内縮小などに伴う解約の動きも出ていたため、同空室率が小幅に上昇しました。栄地区は3.15％、前月比0.33ポイント下げました。他地区からの拡張移転に伴う大型成約や分室開設などの成約も見られたことから、同空室率が低下しました。丸の内地区は5.29％、前月比0.04ポイント下げました。郊外からの移転などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。