● 名古屋ビジネス地区の9月時点の平均空室率は3.71％、前月比0.22ポイント下げました。9月は郊外からの移転や拡張移転のほか、分室開設に伴う大型成約が見られました。館内縮小などの解約の動きはあったものの、影響が少なかったこともあり、名古屋ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約2千3百坪減少しました。9月時点の平均賃料は12,752円、前月比0.20％（26円）上昇しました。● 9月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は2.94％、前月比0.34ポイント下げました。分室の開設や郊外からの拡張移転に伴う成約が見られ、同空室率が2020年6月以来の2％台に低下しました。伏見地区は4.87％、前月比0.21ポイント下げました。郊外の自社ビルからの移転などによる成約の動きがあったため、同空室率が低下しました。栄地区は成約、解約ともに大きな動きがなく、平均空室率は前月比横ばいの3.15％で推移しました。丸の内地区は4.92％、前月比0.37ポイント下げました。郊外からの移転や拡張移転などの成約があり、同空室率が低下しました。